発注者において、業務計画書は「把握」行為のみするものであって「確認」し認めるものではない。

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1 発注者において、業務計画書は「把握」行為のみするものであって「確認」するものではない。

用語の解釈は、起案の種別に影響するので十分注意。
承諾や確認を発注者に求めるものと、把握のみを求めるようなものを、同一に起案し決裁を受けることは出来ない。

2 用語の定義 ~第2 北海道開発局請負工事監督技術基準より~

(5) 「監督」とは、契約図書における発注者の責務を適切に遂行するために、工事施工状況の確認 及び把握等を行い、契約の適正な履行を確保するための以下に掲げる行為をいう。
ア 指示:監督職員が受注者に対し、工事の施工上必要な事項について書面をもって示し、 実施させること。
イ 承諾:契約図書で明示した事項で、受注者が監督職員に対し書面により申し出た工事の 施工上必要な事項について、監督職員が書面により同意すること。
ウ 協議:書面により契約図書の協議事項について、発注者と受注者が対等の立場で合議し 結論を得ること。
エ 通知:監督職員が受注者に対し、工事の施工に関する事項について、書面をもって知ら せること。
オ 受理:契約図書に基づき受注者の責任において監督職員に提出された書面を監督職員が 受け取り、内容を把握すること。
カ 立会:設計図書に示された項目について、監督職員等が臨場し、内容を確認すること。
キ 確認:契約図書に示された事項について、監督職員等が臨場若しくは受注者が提出した 資料により、監督職員がその内容について契約図書との適合を確かめ、受注者に対して認め ること。
ク 把握:監督職員等が臨場若しくは受注者が提出又は提示した資料により、施工状況、使用材料、提出資料の内容等について、監督職員が契約図書との適合を自ら認識しておくこと をいい、受注者に対して認めることではない。

3 用語の定義 ~第15 北海道開発局土木設計業務等調査技術基準(案)より~

1 「調査」とは、契約図書に基づき契約の適正な履行を確保する業務をし、う。

2 「調査職員」とは、契約図書に定められた範囲内において、受注者又は管理技術者に対する指示、 承諾文は、協議等の職務を行う者で、契約書第8条第1項に規定する者であり、主任調査員、調査 員を総称していう。

3 「調査の方法」とは、調査行為(指示、請求、通知、承諾、質問、回答、協議、提出、把握、受理、 確認、打合せ等)を総称していう。
(1) 「指示」とは、調査職員が受注者に対し、設計業務等の遂行上必要な事項について書面をもっ て示し、実施させることをいう。
(2) 「請求」とは、発注者又は受注者が契約内容の履行あるいは変更に関して相手方に書面をもっ て行為あるいは同意を求めることをいう。
(3) 「通知」とは、発注者若しくは調査職員が受注者に対し、又は受注者が発注者若しくは調査職 員に対し、設計業務等に関する事項について、書面をもって知らせることをいう。
(4) 「承諾」 とは、受注者が調査職員に対し、書面で申し出た設計業務等の遂行上必要な事項につ いて、調査職員が書面により同意することをいう。
(5) 「質問」とは、不明な点に関して、書面をもって問うことをいう。
(6) 「回答」とは、質問に対して、書面をもって答えることをいう。
(7) 「協議」とは、書面により契約図書の協議事項について、発注者と受注者が対等の立場で合議 することをいう。
(8) 「提出」 とは、受注者が調査職員に対し、設計業務等に係わる書面又はその他の資料を説明し、 差し出すことをいう。
(9) 「把握」とは、調査職員がその内容について契約図書との適合を自ら認識しておくことをいう。
(10) 「受理」とは、調査職員が提出された書面を受け取り、内容を把握することをいう。
(11) 「確認」とは、調査職員が受注者に対し、業務遂行上必要な事項を把握し認めることをいう。
(12) 「打合せ」とは、設計業務等を適正かっ円滑に実施するため管理技術者等と調査職員が面談に より、業務の方針及び条件等の疑義を正すことをいう。

▼ 業務の実務要覧は、平成22年度より工事と合体してます。業務の評価についてもここにあります。
 http://www.hkd.mlit.go.jp/zigyoka/z_jigyou/kouji/kouji5.htm